観光地“熱海”にバブルの再来 いったいなぜ?

11/08 18:04 更新

 関東きっての観光地「熱海」で、ホテルの建設ラッシュが続いている。その規模はバブルの時を上回る勢い。一時は観光客の激減に悩んだ熱海に今、何が起きているのか取材した。  静岡県熱海市。観光スポット「貫一お宮の像」があるエリアでは、ホテルの建設の計画が続々と進んでいる。来年夏に開業予定の熱海初、五つ星クラスをうたう「熱海パールスターホテル」。そのすぐ横には全327室のホテルが建つという。少なくとも8つのホテルの開発計画が進んでいる熱海市。昭和40年代、熱海市の旅館やホテルの宿泊客数は年間500万人を超えることもあった。だが、その数は年々減少。東日本大震災があった2011年度にはピークの半分以下、250万人程度にまで落ち込んだ。しかし、今は…。市内のあちこちでおしゃれな若者向けのお店が増えるなどした結果、宿泊客数は増加。今は300万人台にまで回復している。そんなにぎわいを取り戻しつつある熱海市で今、なぜホテルの開発計画が相次いでいるのか。その理由の1つが、2020年の東京オリンピックなどで増加が見込まれる外国人観光客の需要を見越してのバブル期以上のホテル開発ラッシュだという。実は、外国人の間では熱海はあまり認知度が高くなく、宿泊客も年間約3万人程度。これから需要を掘り起こしていきたいという。