美智子さまカレンダー 「日付だけ」に込めた思い

04/08 17:04 更新

 天皇皇后両陛下は7日に皇居周辺の桜を楽しまれた。平成もあと22日となるなか、書店には両陛下にちなんだ書籍やカレンダーが数多く並んでいる。そのなかに美智子さまの貴重な姿を集めた日めくりカレンダーがあった。  7日、皇居周辺でのサプライズ。多くの皇居ランナーが走る道を天皇皇后両陛下が約5分間、散策された。沿道にはソメイヨシノやシダレザクラ。  陛下は30日に退位の日を迎えられる。都内の書店に行ってみると、歴代の天皇に関する書籍を集めた特設のコーナー。そして、常設の皇室関連のコーナー。ずらりと並んだ皇室関連の書籍のなかに日めくりカレンダーがある。20代から30代の皇太子妃時代の美智子さまの写真が掲載されている。お二人が出会うきっかけとなったテニス。そのプレー中のワンシーン。2歳の浩宮さまとともに親子3人、静岡県沼津の海岸を散策された時のワンシーン。白いノースリーブのワンピースが涼しげだ。  この日めくりカレンダーを作ったのは、40代の女性が主な読者というウェブマガジンの編集部。3万点の美智子さまの写真が保管されている場所。色があせてしまったものはデジタル処理で鮮やかに再現した。カレンダーには写真とともに美智子さまがこれまで会見などで発言されたお言葉も掲載されている。美智子さまの日めくりカレンダー。魅力はその他にも。  紹介したカレンダーには美智子さまの秘蔵写真約3万枚から厳選した39枚が使われている。作製した出版社によると、美智子さまのこれまでのファッションやライフスタイルに注目してほしいという思いで選んだということだ。例えば、写真の着物は美智子さまのお気に入りのキクの柄で、帯や小物を替えて度々、お召しになっていたお着物だということだ。  写真も注目だが、このカレンダーのもう1つのポイントが数字だ。「1」つまり「日付」だが、この他に「年」や「月」はおろか、「曜日」すらない。出版社によると、この先、何年経ってもずっと使い続けられるように、あえて日付だけの日めくりカレンダーにしたということだ。  両陛下は10日に60回目の結婚記念日を迎えられる。この日、陛下は皇居で稲の種もみをまかれる予定だ。夜には、ご一家の夕食会が行われるのが恒例だ。そして、12日にはお二人のご結婚に際して国民から寄せられましたお祝い金で作られた横浜市青葉区にある「こどもの国」を訪問される予定だ。