関西で一夜の5000人 高速船などで移送始まる

09/05 11:47 更新

 台風21号の影響で利用客ら約5000人が孤立状態となっていた関西空港では、高速船などを使った輸送が始まりました。  (二村貴大記者報告)  孤立状態から閉塞感が漂っていた空港内ですが、輸送が始まったことで風向きが変わりつつあります。高速船を使った輸送は5日午前6時半から始まりました。利用客のなかには疲れた表情を見せる人も多くいて、順番待ちの長い列ができましたが、大きな混乱はありませんでした。約100人が乗船した第1便は、関空から30分ほどかけて神戸空港の船着き場に到着しました。  神戸空港に着いた客:「(電波がなくて)自分がどうなっているかが(家族に)伝えられなくてきつかった」「(きのうの)朝9時からずっとベンチに座ってて、同じベンチにずっと」「暑くて寝るところがないから、床に寝ました」  また、タンカーが衝突した影響で全面通行止めとなっていた連絡橋ですが、片側道路の安全が確保できたとして、午前8時半からシャトルバスによる輸送も始まりました。空港内に閉じ込められていた3000人の利用客は5日中に空港を出ることができるということですが、飛行機は全便が欠航していて、いまだ空港としての機能が戻る見通しは立っていません。