“採用試験不正”の山梨前市長に政活費巡る新疑惑

09/11 11:49 更新

 職員採用試験を巡って、賄賂を受け取ったとして逮捕された山梨市の望月清賢前市長(70)は11日、起訴される見通しです。この前市長について新たな疑惑が浮上しました。前市長が県議会議員時代に政務活動費に使ったとして提出した領収書に、議会報告書の印刷代だと記載されています。しかし、ANNの取材にこの業者は、実際には印刷はしていないと証言しました。  前山梨市長の望月氏が山梨県議だった2012年の政務活動費の収支報告書には、議会報告書の印刷代として42万円の領収書が添付されていました。  作成を依頼された業者の男性:「(Q.42万円分の印刷は?)(仕事は)受けていないです。実際には刷ってないですね」「(Q.虚偽の領収証の発行について)(当時の)県会議員という肩書にだまされたのかなと。政治家の方ですし、言われるがままに切ってしまった」  望月氏は報告書は1万3000部を印刷したとしていますが、この業者は「仕事を受けた事実はない」と証言しました。当時、望月氏の妻の治美氏が店に訪れ、「42万円分の領収書が欲しいので、金を預ける」「金は後で返却して」と依頼してきたということです。望月氏は逮捕前の取材に「政務活動費の請求は私ですが、管理は妻が行っていた」などと答えています。一方、詐欺の罪で逮捕・起訴されている治美氏の弁護士は「取材にはコメントできない」としています。