森友学園に新疑惑 “妻兼務”で補助金二重取り?

03/09 11:45 更新

 学校法人「森友学園」が来月の開校を目指す小学校の建設費について、3つの契約書を示していたことが分かりました。認可を判断する大阪府には7億5600万円、補助金を支給する国には23億8000万円、さらに、騒音対策費を助成する近くの伊丹空港の運営会社には15億5000万円と提示していました。大阪府の松井知事は「業者が言っているので、15億5000万円が信憑(しんぴょう)性がある」と述べました。また、森友学園を巡っては新たな疑惑が浮上しています。  大阪市によりますと、「高等森友学園保育園」は、常勤の園長を置けば受け取ることができる補助金を市から2015年度と2016年度に合わせて1071万円受給しています。保育園の園長を務める籠池理事長の妻は「塚本幼稚園」の副園長としても勤務。妻が「専従している」との前提で、府からも補助金を受け取っていました。2つの施設で園長と副園長を兼務していれば「常勤」の規定に違反するうえ、補助金を二重に受け取っていた可能性もあります。府と市は実態調査を始め、不正があれば返還を求める姿勢です。  松井一郎大阪府知事:「行政の谷間というか、見えないところで悪知恵が働いている」  小学校の認可を最終判断する大阪府は、9日午後から建設現場を視察しますが、認可は厳しい状況です。