たまり続ける汚染水 復興工事進むも漁再開へ不安も

03/11 11:48 更新

 被災地では元の生活やにぎわいを取り戻そうと、復興に向けた活動が続いています。  原発事故による避難指示が解除されてからまもなく2年を迎える福島県浪江町の請戸地区です。復興・復旧の工事も進んでいて、新しい魚市場の建設が進んでいます。工事は今年8月に終わる予定ですが、本格的な漁の再開に向けて不安材料も残っています。ここから南に5キロほどの場所にある福島第一原発では、放射性物質のトリチウムを含む水がたまり続け、約100万トンに上っています。水をためるタンクを置くスペースが少なくなっていることから、国や東京電力は薄めて海に流す処分方法を検討していますが、福島県の漁業関係者は「絶対に認めることはできない」と強く反発しています。沿岸部では生活を再建するための整備が進む一方で、廃炉作業への不安と隣り合わせの日々が続いています。