大飯ストレステストは「妥当」 保安院が近く審査書

2/09 05:50 更新

 大飯原発3号機、4号機の運転再開の前提となるストレステストについて、原子力安全・保安院は、専門家の意見を踏まえて、近く「妥当」とする審査書をまとめる方針です。  8日の意見聴取会で、保安院は「福島のような過酷な事故は起きない」というこれまでの評価に先月末のIAEA=国際原子力機関の勧告などを加え、大飯原発のストレステストの結果は「妥当」とする審査書の案を示しました。  原子力安全・保安院:「大飯原発3号機と4号機の現在の設備や耐性については、福島第一を襲ったような地震・津波が来ても同じ状況にならない対策が講じられている」  後藤政志委員:「我々技術者の設計したものが想定通りになっていたら、事故なんか起こらないんですよ。当たり前ですよ、そんなのは」  審査の継続を求める声も出ましたが、意見聴取は事実上終了し、保安院は近くストレステストの結果は「妥当」とする正式な審査書をまとめ、原子力安全委員会に報告する方針です。保安院と安全委員会のダブルチェックを経た後、地元の意向を踏まえ、総理や関係閣僚が運転を再開するか政治判断します。しかし、福井県などはストレステストだけでの再開受け入れには慎重です。