九州朝日放送

熊本震災から1年 特別企画「ママと赤ちゃん たくさんの写真“いのち”を伝えよう!」

九州沖縄ブロック特番「熊本地震から1年」

撮影後記

熊本地震から1年が経過する 2017年4月14日。
九州朝日放送では特別番組を放送しました。

番組中、被災地から世界へ何らかのメッセージを発信できないだろうか。
本企画は私どもなりに思いを巡らせたものです。
熊本地震以降、報道機関の1員として家族・知人・友人や家屋・学校・店舗など、寄る辺を失った方々をも見つめる機会がありました。言葉を失わざるを得ないような光景に直面したこともありました。

ある日 避難所で遊ぶ子どもたちがいました。
うつむきがちな大人たちを他所にいつものように跳び、笑い、元気に走っていました。
思わず目で追った我がの口元が緩みました。

ニュースの映像で小さな赤ちゃんを抱えたお母さんを見ました。
こんなことを思いました。

きっと、2016年に熊本で生まれたお子さんは、
将来ご家族や親しい方々に言われ続けることでしょう。
「あなたが生まれた年に大きな地震があってね、、、」と。
特別企画『熊本の赤ちゃん』はこのような経緯で生まれました。

放送の約1カ月前にakachan@kbc.co.jp 特設メールを開設。
SNSでの呼びかけに加え、団体、企業からのご理解ご協力をも頂戴し、「熊本地震から1年以内に熊本で生まれた赤ちゃん」の写真が352枚集まりました。
どの写真も愛があふれ温かいお子様へのメッセージが添えられていました。

撮影場所は益城町総合体育館。
ピーク時には1300人の方々が肩を寄せ合った熊本県内最大の避難所です。
今年度中に建て替えのための解体が決まっていました。
管理者の方も主旨にご賛同くださり大変なご協力を賜りました。

床一面に1枚1枚の「笑顔」を並べていく撮影スタッフ。

柴田理美アナウンサーの言葉にある「ファインダーをのぞく方々の愛情」が空間を満たしました。

「1年」は歳月上の区切りでしかありません。
大地震からの復興は道半ばです。いまも沢山の方々が大きな苦労を背負いながら歩まれています。
被災された方々、そしてこの子たちの未来が明るく輝かしいものでありますように。。
心よりお祈り申し上げます。

末筆になりますが、本企画にご協力賜りましたご家族の皆さま、関係者の皆さまへ厚く御礼申し上げます。