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2005年12月20日更新

今年も残すところあと2週間足らず。いよいよ暮れも押し詰まって、慌しさ、気ぜわしさも最高潮。初めて迎える年末年始もろもろの作業に四苦八苦のAnegoです。そんな中、先週末、KBC発「アジアへGO!」の記者懇談会を開催しました。いつも会見を覗くだけのAnegoが今回は開く番です!
ところで皆さん「アジアへGO!」ってご存知ですか?“アジアへの玄関口”という最高の立地を生かして2000年にスタートしたKBCテレビ発の全国ネット番組で、これまでに、タイ・ベトナム・中国・ボルネオなど様々なアジアをお届けしてきました。第7弾となる今回のタイトルは「世界初!韓国38度線大横断!そして北朝鮮へ〜手つかずの自然を求めて〜」。俳優の中村俊介さんが、韓国と北朝鮮を分断する38度線沿いの非武装地帯を西から東へ横断するという、世界でも初めての旅に挑みました。

今回が、初めての韓国訪問となった中村さんは旅の全体像について「貴重な経験をした。緊張感のある旅だった。」と語りました。初めての韓国、そして勿論、初めての北朝鮮。最初にこの話がきた時は「正直、いきなり『北朝鮮』、『38度線』に行くと言われ、抵抗もあったし、怖かった。でもテーマが“自然”と聞いて、さらに事前のロケハンで安全だということを聞いたので、受けました」と本音を話しました。

世界初という「38度線沿いの横断」をしたことで改めて何かわかった事はありますか?という問いに対し、取材に同行した吉村ディレクター(九州朝日放送)は、「風景はあまり変化がないのですが、そこに立っている意味を改めて考えさせられる旅でした。韓国の人でもなかなか立ち入れない場所へ行き、そこでは映像にはうつらないたくさんのハプニングがありました。正式に韓国国防省に許可をとってあるのに撮影は常に現場の担当者と話し合いをしながらでないと進められません。撮影禁止の連続で一日にほんのわずかしか進めない日も多く、本当につらかったです。」と旅の苦労を語りました。

中村さんは「北朝鮮という国には、自分は一生行くことのないと思っていました。自分がそこに行くとは思ってもみなかった旅。非武装地帯の鉄柵を見た時には複雑な思いになりました。日本ではありえないことで、悲しい気持ちが強かった。そこに手つかずの自然が残されたのは、皮肉にも戦争があったからこそで・・・」と言葉をつまらせた。

実際に鉄柵沿いを歩いた時の気持ちについて「例えば東京を真っ二つに割って、鉄柵を張って両側でにらみ合っているようなものじゃないですか。そういう現実は実感として、そこに行かなければわからないことでした。」と。

しかしこうした緊張のシーンとは別に勿論、楽しい場面もたくさんあったそうで、ソウル周辺の都会では、韓流スターに間違われ、人垣が出来たというエピソードや、北朝鮮の金剛山にあった観光客用のコンビニを見て、何だか安心してホッとした思いなどを披露。また、「旅を通じて一番印象に残ったところは?」との問いに対しては「旅の途中に立ち寄ったへアン町という農村のおじいちゃんの家。強烈なインパクトがある場所ばかりの中でほっと一息つける場所でした。」と笑顔で話していましたよ。

そしてまた、今回の旅の目指す自然については、「紅葉がとてもいい時期に入れたのでとても鮮やかで綺麗でした。自分が今いる場所を思うと同じ紅葉でも全然違う感じ方ですね。日本の紅葉はあまり意識しないが、こんなにじっくりと紅葉を見たのは初めてでした。」と、北朝鮮の金剛山の紅葉の美しさを力説しました。そして最後に「また行ってみたいですか?」との質問に対し、「すごく行ってみたい。30年後にまた行ったら鉄柵がなくなってるかも。その後どうなっているのか見てみたい。」と答えました。

この「アジアへGO!」は、2006年2月4日(土)午後4時〜 KBC発全国ネットでお送りいたします。皆さん、どうぞご期待ください。

しかしつくづく、一つ会見を開くに当たっての下準備の大変さ。会場の打ち合わせ、タレントさんとの打ち合わせ、番組制作者との打ち合わせ、取材に来ていただく記者さんへのご案内、テレビ朝日さんへの連絡、記者の動員、配布資料の準備、タレントさんのメイクは?控え室は?カメラの手配は?・・・・・・etc。地道で胃の痛い作業が続きました。華やかな作業の裏でようやく成り立つ記者会見。その重みをずしりと受け止めつつ、これからは今まで以上に積極的に参加して盛り上げて行こう!と誓ったAnegoでした。