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在宅医療

 
今回、在宅医療についてお話を伺ったのは、
遠賀中間医師会 おんが病院・おかがき病院 統括副院長の
末廣剛敏(すえひろ たけとし)先生です。

■在宅医療とは

患者さんが病院に行くというのが今までの医療だったのですが、
高齢化が進むにつれて自分で病院に行けない人が増えています。
そういう人たちのために医療従事者側が患者さんの自宅へ伺うのが在宅医療です。
医者だけではなく看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士などが必要に応じて伺います。


■在宅医療の特徴

在宅医療は訪問診療と往診を組み合わせて行われます。
訪問診療は自宅や老人ホームなどの施設へ医師が定期的に訪問して、
計画的に健康管理を行います。
往診は医師が必要と判断したり患者さんやご家族の要望に応じたりして、
その都度、診療に行きます。
目的は病気の治療だけではなく肺炎や寝たきりなど予測されるリスクを回避して
入院を未然に防ぐことですが、
緊急時には24時間365日体制で対応し、
必要であれば医療機関への入院の手配も行います。


■在宅医療のメリット

在宅医療を始めると、その後に入院ができないのではと思われる人もいるかもしれませんが、
そういうことは決してありません。
在宅医療を行って、やはり家では無理だと思った際にはいつでも入院が可能です。


■費用について

在宅医療にかかる費用は患者の重症度や収入で異なりますが、
1割負担の場合で訪問診療が月に3千円から8千円、
往診が1回につき8百円から4千円程度が一般的です。
また高額療養費制度など、医療費負担を軽減するさまざまな制度もあるので、
在宅医療の費用は入院の場合とそれほど大きく変わらないとされています。


■先生よりまとめ

在宅医療を実際にされた方の中には、
今までこういうことがあるのを知らなかったといわれることが非常に多いです。
まずは入院先の看護師や医師に家に帰りたいという意志を示すことが大事だと思います。
通院されている方は通院先の医師やケアマネージャーに相談してもらえばよいと思います。
地域によっては役場や医師会にもそういう在宅医療関連の窓口があるので、
相談してみてはいかがでしょうか。

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