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脳卒中リハビリ

 
■概要

脳卒中は正式には脳血管障害と呼ばれ、
脳の血管が何らかの異常で詰まったり破れたりする病気の総称です。
突然発症し、治っても後遺症でそれまでの生活が一変してしまうことも少なくありません。
しかも寝たきりのおよそ3割が脳卒中による後遺症が原因です。
そんな中、注目されるのがリハビリテーション。
寝たきりを防ぐだけでなく、脳卒中を患っても後遺症に負けないで充実した人生を送るためにリハビリが必要です。

今回、脳卒中リハビリについてお話を伺ったのは、
長尾病院 理事長・院長の服部文忠(はっとり ふみただ)先生です。


■脳卒中リハビリとは

脳卒中になると手足がまひする、言葉が喋れない、などの障害がでます。
その障害が少しでも軽くなるように、
そして自宅に帰れるようにするのが脳卒中のリハビリテーションです。
脳卒中のリハビリテーションの時期は、
急性期(発症して約2週間)、回復期(2週間から約半年)、
生活期(回復期以後、自宅も含む)の3つに分けられます。
2週間から約6ヵ月間は1番障害が回復しやすいのでリハビリも最も重要です。


■急性期のリハビリ

急性期のリハビリはいかに早く始めるかで機能回復の成果が
大きく左右されます。
そのため発症後48時間以内に開始するのが望ましいとされ、
十分なリスク管理の下に病状が不安定な発症直後からリハビリを開始することもあります。
寝たきりの状態が長くなると筋肉が萎縮して、
関節が固くなって骨まで弱くなる廃用症候群が起こります。
これを予防するために、まずはベッドの上で座ったり手足を動かしたりする練習から始めます。


■回復期のリハビリテーション

回復期のリハビリテーションは主に4つの訓練に分けられます。
基本動作訓練は寝返りなどの訓練、
起立・歩行訓練は立って歩く訓練、
日常生活動作訓練はトイレ動作・入浴などの訓練、
機能訓練はまひした手のリハビリテーションです。
中でも立って歩く訓練は非常に重要です。
人間は移動できなければトイレも行けないので、
人間らしい生活を営むには歩くことが1番重要です。
たとえゴールが車いすでも、我々は起立・歩行訓練をします。
ベッドから車いす、車いすからベッドという移動ができるようになるには、
この起立・歩行訓練が非常に重要な役割を果たします。


■生活期のリハビリテーション

生活期に入ると病院ではなく自宅でリハビリを続けることになります。
この時期はなるべく体を動かすことが大切で、
もしリハビリをやめてしまえばそれ以上回復しないばかりか、
再びまひなどが悪化する恐れもあります。
脈拍や血圧が安定していれば
積極的に外出したり家事を行ったりすることも推奨されています。
また患者が自立した生活を送れるように、
室内の段差をなくしたり手すりをつけたりといった家屋の改修が必要なこともあります。


■まとめ

脳卒中リハビリテーションの目的は自宅に帰ることです。
自宅に帰るためには杖や装具を使ってでも歩けることが前提条件となります。
重ねて強調しますが歩行訓練は非常に大事です。

※トライのコーナーで自動車メーカーが開発した最新のリハビリロボットを紹介しました。

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