KBC九州朝日放送

KBCサイト内検索

福岡恋愛白書13 BD好評発売中

KBC共通メニューをスキップ

胸焼け

 
今回、胸焼けについてお話を伺ったのは、
九州大学病院 消化管内科 
助教の鳥巣 剛弘(とりす たけひろ)先生です。


■胸焼けはなぜ起こる?

胸焼けの多くは胃食道逆流症によって起こります。
食べ物を消化するときに胃酸が分泌されますが、
その胃酸が胃から食道へ逆流することによって
生じることが多いといわれています。
その他にも食道の運動機能が低下する食道アカラシアや、
胃や十二指腸の病気によって起こることもあります。


■胃食道逆流症

胃食道逆流症には、
食道にびらん(粘膜が浅く欠損する)や潰瘍(深く欠損する)ができる逆流性食道炎や、
びらんや潰瘍ができない 非びらん性胃食道逆流症の2つがあります。
逆流性食道炎は胃酸を含む胃の内容物が食道内に逆流して起こります。
胃と食道の境には下部食道括約筋という逆流を防止する組織がありますが、
脂肪分の多い食べ物や刺激の強い食べ物を食べたり、
お酒を飲んだりした後に緩みやすいといわれています。
逆流性食道炎は肥満の人や高齢者に多いといわれています。
一方、非びらん性胃食道逆流症は若い女性に多いといわれています。


■胃食道逆流症の注意点

胃食道逆流症は前かがみの姿勢を続けると
胃が圧迫されて起こりやすいとされています。
長時間のパソコン作業などではたまに休憩を取るようにしましょう。
また就寝前に食事をとらない、食べた後にすぐに横にならない、
高カロリーの食事を避け、
適度な運動をして肥満を避けるといったことも大事です。


■まとめ

胸焼けは即座に命を落とすような重症な病気ではありませんが、
毎日の生活の質が低下します。
また放置しておくと出血や狭窄といった合併症を起こしやすくなり、
ごくまれですが食道腺がんを起こすこともあります。
胸焼けが続いたら消化器内科を受診して内視鏡検査を受けましょう。

過去の記事


All Rights Reserved. Copyright © KBC Co.,Ltd. 1998 - 許可なく転載を禁じます