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健康長寿

 
今回、健康長寿についてお話を伺ったのは、
原土井病院 理事長の原 寛(はら ひろし)先生です。


■健康長寿とは

日本は急激に高齢社会になったので、
今、いちばん求められているのは高齢社会対策だと思います。
少子化で支え手も少ないので高齢者は元気でないといけません。
日本の高齢者は健康寿命が短く、平均寿命が長いのが特徴で、
現状では介護を受ける期間が長いということになります。


■「フレイル」とは

老化を研究する専門家の間で
健康長寿の鍵として注目されているのがフレイルの予防です。
フレイルとは加齢に伴ってだんだんと心身が衰えていくことで、
健康な状態から要介護となるまでの期間を指します。
フレイルを放っておけばやがて介護が必要になってしまいますが、
適切に対処すれば要介護になるのを防いだり、
健康な状態に戻ったりすることができます。
そのためにはフレイルに早く気づくことが大切で、
5つの自覚症状で簡単にチェックできます。

@ 重い荷物が運びにくいなど、筋力が弱くなった。
A 横断歩道を青信号で渡り切れないなど、歩く速度が低下した。
B 1年間で4〜5s体重が減少した。
C 何をするにも以前と比べて疲れやすくなった。
D 楽しいことでも出かけるのが億劫になり、活動レベルが低下した。

1つでも当てはまればフレイルになりかけている、
3つ当てはまればフレイルになっていると考えられます。


■“百寿者”の特徴

100歳以上の高齢者である“百寿者”の生活習慣に関する調査によると、
ほとんどの百寿者がほぼ毎日運動していて、
食事は40歳代から気にし始めた人が多いようです。
喫煙についてはほとんどの百寿者が元々していなかったと答えています。
喫煙者は百寿者全体の2%にも満たないことから、
健康長寿には禁煙が欠かせないといえます。
また高齢期に差し掛かった頃から健康長寿を意識して
生活習慣を見直した百寿者が多いことも分かっています。
生活習慣を改善するのは早いに越したことはありませんが、
年をとってからでも遅くはありません。


■健康長寿のポイント

健康長寿のポイントのひとつが体を動かすことです。
日常生活でこまめに掃除をする、
テレビをつけるときにリモコンを使わない、
車になるべく乗らない、などといったことが挙げられます。
また食事はご飯や麺やパンなどを先に食べると
血糖が上がって血管を悪くするので、
野菜、おかず、ご飯の順で食べる習慣をつけましょう。
さらに大事なのは社会参加で、
毎朝出かけてやることがあるのが大事です。
世の中には人手不足で人材を求めている所はたくさんあります。
シルバーセンターなどに出向いて自分で探してみましょう。
また決して怒らないことも大事です。
腹を立てると体に良くないので気持ちの良い状態でニコニコとしていましょう。

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