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どうする!?どうなる!?新型インフルエンザ

 
「新型インフルエンザ」5月30日放送

今回、新型インフルエンザについてお話を伺ったのは、国立病院機構、九州医療センター、名誉院長の柏木征三郎先生です。
一般にウイルスは別の種類の動物へは感染しにくいのですが、まれに特定の動物が仲介役となってウイルスが変異し、種の壁を越えた感染力を持つようになります。この仲介役となったのが、豚は鳥と人の両方のウイルスに感染するため、体内で鳥、人、豚のウイルスの雑種を作ることがあります。
この雑種がさらに変異して人から人へと感染するようになったのが、今回の新型インフルエンザだと考えられているのです。

特徴は・・・
・ 季節性インフルエンザとほとんど変わらない発熱、せき、頭痛など
・ 4分の1ぐらいに、下痢・嘔吐など腹部症状
・ 5才以下の乳幼児、基礎疾患を持つ病人、妊婦に発症例や死亡例が多い
・ 発症までの潜伏期間は、通常の季節性インフルエンザと同じく1週間程度
・ 「タミフル」・「リレンザ」が有効!(発病2日以内に服用すると効果的)

予防法は・・・人ごみに行かないこと!そして「せきエチケット」です!
せきエチケットとは・・・
・ せきやくしゃみをする時は、ティッシュや手で口と鼻を覆って他の人から顔をそむけましょう。 
・ 鼻をかむなどして使ったティッシュはすぐに蓋付きのゴミ箱に捨てましょう。
・ せきやくしゃみを手でおさえたり鼻をかんだりした時はすぐに手を洗いましょう。 
・ せきをしている人にはサージカルマスクの着用を積極的にうながしましょう。 
以上のエチケットを守って、せきやくしゃみによる「飛沫感染」やウイルスが手に付着して起こる「接触感染」を防ぐことが重要です!

これから急増!!「紫外線」

 
「紫外線」 5月23日

今回お話をうかがったのは、九州大学病院 皮膚科の安川 史子(やすかわ ふみこ)先生です。
「紫外線」は波長の長さによって3つに分けられます。
UV−A → 波長が長く、地表まで届く
UV−B → 天気の良い日には地表まで届く一方、曇りや雨の日にはその量が減る
UV−C → ほとんど地表に届かない
これらのなかで、UV−AとUV−Bが皮膚にさまざまな影響を及ぼします。
UV−Aは皮膚の深い部分にある真皮にまで届き、しわを作ったり、皮膚の老化を進めます。UV−Bは皮膚の表面にある表皮細胞に影響を与えて、シミを作ったり、皮膚がんを引き起こすと言われています。
UV−CとUV−Bの約半分は成層圏にあるオゾン層に遮断され、地表には届きません。オゾン層が破壊され減少した場合、地表に届くUV−Bの量が増えます。気象庁の観測によると、日本に届く紫外線の量は毎年増加しています!紫外線の量との直接の関連はわかりませんが、地球温暖化も何らかの関係があるのかもしれません。

紫外線の対策としては、外出の際には帽子や日傘を使用すること。また服は長袖がベター。そして顔や手などには日焼け止めを塗りましょう。日焼け止め用品には、UV−Aの防止効果を示すPAと、UV−Bの防止効果を示すSPFという表記があります。紫外線量によって使用する日焼け止めも変わりますが、日常の生活では、PAはプラスからツープラス、SPFは10から20で十分紫外線を防ぐと言われています。さらに外出時はサングラスをかけて目を紫外線から守る。屋外ではなるべく日陰を選んで歩くことが大事です。
また、紫外線対策の強い見方、ビタミンCを野菜や果物でしっかり取る。フレッシュジュースにすると味に見た目に美味しく、楽しくいただけますよ!で、もっと簡単にビタミンCをということでひと工夫。市販の野菜ジュースやフルーツジュースにはレモンを搾りましょう。またお茶にはビタミンCと、紫外線対策の強い見方・ポリフェノールが多く含まれています。外出の際にはペットボトルに入れて、というのも立派な対策法です。さらにビタミンEはメラニン色素の排出を促すなどの働きがある大切な栄養素。ビタミンEを多く含むナッツ類をサラダと一緒にいただくと紫外線対策に効果的なビタミンをしっかり取れちゃいますよ!

ストレスが腸を直撃!?過敏性腸症候群

 
「過敏性腸症候群」
5月16日放送

今回、過敏性腸症候群についてお話を伺ったのは九州大学大学院、病態機能内科学、教授の飯田三雄(いいだ・みつお)先生です。
過敏性腸症候群…ストレスに腸が過敏に反応して便通異常を引き起こすこの病気、患者数は全国におよそ1200万人と推定されており、新たな国民病とも言われているんです。

特徴は
・腹痛あるいは腹部不快感といったような腹部症状
・下痢とかそれから便秘とかの便通異常
・3ヵ月以上繰り返し起こる
・大腸とか小腸を検査しても何も異常が見つからない
・特に腹痛については、排便すると治まる傾向
・夜間睡眠中には、あまり症状が起こらない

症状によって3つのタイプ
下痢型・・・男性に多く、頻繁に腹痛を起こして1日に何回もトイレに行きたくなる。慢性的な下痢に悩まされます。 
便秘型・・・女性に多く、何日も排便がなかったり、トイレに行ってもウサギの糞のようなコロコロとした硬い便しか出ません。 
混合型・・・男女ともに患者のおよそ半分を占める最も多いタイプで、下痢と便秘を交互に繰り返します。 

原因は、
・比較的神経質でデリケートな性格の人に多い
・家庭や職場での人間関係のストレス
・転居や転職による環境の変化
・過労や暴飲暴食  など

便通異常というのは、甲状腺の機能が異常でも起こります。また、腹痛が下痢便秘に伴ってくる場合には色んな腸の病気(大腸がん、大腸ポリープ、クローン病、潰瘍性大腸炎などの難病)の可能性もあります。過敏性腸症候群が疑われる時に自分勝手に思い込まないで、病院を是非受診してください!
血液検査や便潜血検査、小腸と大腸のX線、あるいは内視鏡検査などを受けて、その結果、上記の病気でなかった場合、国際的な診断基準に照らし合わせます。
2006年に国際的な取り決めで新たな診断基準とは、過去3ヵ月間、月に3日以上、腹痛や腹部の不快感が繰り返し起こっていて、
・排便によって症状が改善する
・発症時に排便の回数が変化する
・発症時に便の形状が変化する、という3つの項目のうち、2つ以上に当てはまれば、過敏性腸症候群と診断されます。

治療の中心となるのは生活指導で、規則正しい食生活や排便習慣を身につけ、十分な睡眠と適度な運動を行うことで、ストレスをなるべく避けることが大切です。さらに症状に合わせて食事の内容を見直します。

とにもかくにも、上記のような内容に心当たりのある方、勝手に自己判断せず、まずは専門医にご相談を!

飛んで目に“映る”夏の虫!?「飛蚊症」

 
2009年5月9日放送

『飛蚊症』
飛蚊症について今回、お話を伺ったのは九州大学大学院 医学研究院 眼科 教授の石橋 達朗(いしばし たつろう)先生です
みなさんは、天気の良い日に空を眺めたり、明るいところを見たりすると目の前に蚊や、糸くずのような物が見えることはないですか?
それは、立派な目のトラブルなんです、その名も「飛蚊症(ひぶんしょう)」。

私たちは、外から入ってくる光を通して、ものを見ていて、
光は角膜から入り、水晶体、硝子体を通って網膜まで届きます。
網膜は目の内側を覆っている透明の膜で、この部分で光の焦点が合う事で、私たちはものを見ることが出来るのです。
硝子体は眼球内部の大部分を占めるゼリー状の組織で眼球の形を保つ役割をしています。
「飛蚊症」の発症にはこの硝子体の不具合が関係していると言われます。

「飛蚊症」は生理的なものと、病的なものに分けられます。
生理的なものは ・ 硝子体の中にある細胞や線維が光の具合で影を作ったときに影が網膜に映る場合。
・ さらに加齢によって硝子体の膜が剥がれて網膜に映る場合。
がありますが、特に心配する必要はありません。

問題は目の病気が原因の場合!
一番多いのは、「網膜剥離」「網膜裂孔」という病気。
硝子体が、網膜から剥がれるときに強く癒着していると、網膜に穴が開いてしまいます。その穴からいろいろな細胞が硝子体に出て「飛蚊症」を起こすことがあるのです。「網膜裂孔」が進行すると「網膜剥離」という、視野や視力の低下、失明の危険がある恐ろしい病気に!
このほかにも、網膜の外側にあって網膜に栄養を与える働きがある「ぶどう膜」に炎症が起きたときや「眼の感染症」、出血した血液が硝子体に入り込んできたときにも飛蚊症の症状が出ることがあります。

「飛蚊症」を調べるためには、「眼底検査」や「」
「眼底検査」・・・瞳孔を開く目薬を点眼して、網膜や硝子体、視神経、眼底の血管などを検査します。
         緑内障や高血圧、糖尿病による網膜の病変も調べることが出来ます。
開いた瞳孔は4〜5時間で元に戻りますし、痛くありませんよ!

もし、異常が見つかった場合も
「網膜裂孔」・・・患部をレーザーで焼き固める手術で網膜が剥がれるのを防ぎます。入院の必要はありません。
「網膜剥離」・・・症状にあわせた手術、入院が必要になります。

「飛蚊症」は誰にでもおきる生理的な場合が多いので、神経質になる必要はありませんが、
見える数が増えたり、気になる場合は、早めに専門医に相談しましょう!!

若い層に増えている!「子宮頸がん」

 
2009年5月2日放送

「子宮頸がん」

今回お話を伺ったのは、九州大学医学研究院保健学科 発達看護学講座教授 加来恒壽先生です。

子宮頸がんとは子宮の出口の部分「子宮頸部」に出来る がん。
女性のがんの中で最も多いものの一つです。
がんの発症は大きく4 0歳代以降とされ、しばしば「がん年齢」とも言われますが、
「子宮頸がん」の発症は2 0歳代から見られ、いわゆる がん年齢入り口手前の3 0歳代後半で、すでにピークに達するのです!

子宮頸がんの発症には、「ヒトパピローマウィルス」への感染が深く関与しています。
「ヒトパピローマウィルス」は、主に性行為によって感染し、それ以外での感染はごく、まれです。
特に、@性行為を始めた年齢が早い人
A性行為を行う相手が複数いる人、は感染の危険が高いとされています。
感染しても、多くの場合が一過性で終わるんですが… 。
上皮内がんレベルまでで見つけることが出来るとほとんど治すことが出来るのが現状。
また 性行為を介した感染の他に、日頃から喫煙習慣がある女性も子宮頸がんを発症しやすいといわれています。

子宮頸がんの診断・検査で、一番大事で 最初に行う検査は、「細胞診」という検査!
子宮の出口である頸部を綿棒やヘラで ぬぐい、それをガラスに広げて色素で染色し、顕微鏡でチェックします。
あまり痛くなくて、集団検診でも行われていますが、日本では全体の1 5% ぐらいとあまり検診を受けられてないんです!

特に、若い世代に多いがんなので
「無症状でも」、
「特に 二十歳を超えたら」、
「2年に1度は」
ぜひ検診を受けて欲しい!と先生はおっしゃっていました。
そうすると早く治る段階で見つかります。
まずは、周囲と一緒に検診を受けてはいかがでしょうか。


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