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熱中症

 
今回、熱中症についてお話を伺ったのは、
国立病院機構 九州医療センター 救急部長の
小林 良三(こばやし りょうぞう)先生です。


■熱中症とは?

高温多湿な状況で体に起こる適応障害のことです。
近年、地球温暖化に伴う、
都市部での“ヒートアイランド現象”も加わって
社会的にも注目を集めています。

■熱中症が起こる仕組みは?

私たちの体は暑い時に
皮膚の表面から空気中に熱を放出させたり、
汗とともに熱を気化させたりして体温を下げます。
しかし気温や湿度が非常に高くなると、
人によっては熱の放出や発汗がうまくできにくくなって、
熱中症を引き起こします。
熱中症の環境要因には、気温や湿度が高い、
風が弱い、日差しが強いことなどが挙げられます。
直接、太陽の光を受ける屋外はもちろん、
日射しを浴びない屋内でも
湿度が上がることで熱中症の危険があります。
屋外、屋内を問わず、
湿度が70%を超えたら十分に注意が必要です。

■特に注意すべき人は?

体温の調節機能が低下している高齢者や
反対にまだ十分に発達していない
子どもは特に注意が必要です。
そのほかにも心臓病や糖尿病の人、
体の広い範囲に皮膚疾患がある人、
日頃から何らかの薬を服用している人なども
体温調節が効きにくくなっていると言われています。

■熱中症の症状は?

重症度によって分けられ
T度ではめまいや立ちくらみ、
塩分が不足して筋肉の痛みや硬直が起こり、
U度では頭痛や気分の不快感、
吐き気や全身の倦怠感を感じて体温も上がります。
V度では意識障害や全身のけいれん、
手足にも運動障害が起こり、体温も40度を超える状態になります。
特にU度が長く続く場合やV度では
救急車の要請や病院での治療が必要です。

■救急対処法は?

もし熱中症と思われる人を発見したら、
涼しい場所に運び、衣服を緩めましょう。
意識があればスポーツドリンクや食塩水を与え様子を見ます。
それでも回復が見られないときや意識がない場合には
救急車を要請しましょう。
その間、顎を上げて気道を確保し呼吸や脈拍を確認、
水を吹きかけてあおぎ、気化熱で体温を下げます。
氷や冷却材があれば大きな血管が走る
足の付け根や脇の下、首元に当てます。

■熱中症対策は?

直射日光や高温多湿な場所に長い時間いることを避ける。
外出時は日傘や帽子を着用し通気性の良い服装を。
無理な運動を控える。
睡眠不足や疲労に注意して規則正しい生活を。
「喉がかわいた」と感じるまえに、こまめに水分補給をする。
ただしアルコールは尿の排出を進め、
体の中の水分を出してしまうので、
ビールなどで水分を補給したことにはなりません。

■まとめに

例年、子どもが熱中症の危険にさらされています。
それは密閉された車の中に放置され、
お母さんが買い物に出たという一瞬の出来事です。
炎天下の密閉された空間ではあっという間に
気温や湿度は上がります。
ひとりひとりが“熱中症は身近に起こるものだ”という
意識を持つことが大切です。

さらに今の時期は熱い屋外と、
エアコンの効いた屋内を出入りすることで体調を崩しがちです。
部屋でのエアコンは温度を下げすぎないようにし、
空調の調節が難しいビルの中などでは
上着やヒザかけを使って体の冷えすぎに気をつけましょう。


子どもの中耳炎

 
今回、子どもの中耳炎についてお話を伺うのは、福岡大学医学部・耳鼻咽喉科・教授の中川尚志(ナカガワ・タカシ)先生です

■中耳炎が子どもに多い理由
中耳炎は耳の鼓膜の奥にある中耳と呼ばれる空洞に、炎症が起きたりうみがたまる病気です。特に乳幼児や子どもに起こりやすく、3歳までにおよそ70%が発症し、その内40%は3回以上発症を繰り返すなど、油断してるとクセになる厄介な病気なんです。
中耳は鼻や喉、肺などの呼吸器と、耳管という細い管でつながっていて、中耳も呼吸器の一部と考えられています。耳管は普段は閉じていますが、せきやくしゃみをすると開いて、鼻から耳へと空気が通る仕組みになっています。ところが6歳位までの子どもは、中耳が十分に発達していません。大人と比べて耳管が太くて短く、傾斜もなだらかなので、かぜをひくなどして呼吸器に炎症が起きると、鼻の中にたまった鼻水がせきやくしゃみによって耳管を逆流しがちです。そのため細菌が耳管から中耳に侵入しやすく、子どもは中耳炎を起こしやすいのです。
またアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎を患っていたり、おしゃぶりや指をくわえる習慣や、日常的に煙草の煙にさらされている子どもは、中耳炎になるリスクが高いとされています。

■子どもに多い中耳炎の特徴
子どもに多い中耳炎には、大きく分けて、急性中耳炎と滲出(しんしゅつ)性中耳炎があります。急性中耳炎は、かぜをひくことで鼻の奥の細菌やウイルスが耳管を経由して中耳内に入り、炎症を起こした状態です。耳が痛かったり熱が出たり、鼓膜が破れて耳から膿が出るなどの症状がみられます。一般的に中耳炎と言うと、この急性中耳炎を指します。
一方で滲出性中耳炎は、急性中耳炎を放置した結果、炎症を起こした粘膜によって耳管が狭くなり、中耳内の気圧が外気より低くなることで、粘膜から液体がしみ出して中耳内にたまった状態です。痛みや発熱はありませんが、中耳にたまった液体によって鼓膜が十分に振動できなくなります。そのため耳が聞こえにくくなるなど、子どもの難聴の主な原因になっています。
子どもは自分で症状を訴えることができないので、周囲の大人が子どもの様子に気をつけてあげることが大切です。例えば急性中耳炎の場合は耳を触ったり、夜に泣き出して起きたりすることがあります。滲出性中耳炎の場合は呼びかけに振り向かなかったり、鼻水がたくさん出るようだと注意が必要です。このような症状に気づいた時は中耳炎を疑って、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

■中耳炎の診断について
急性中耳炎の場合は、鼓膜の様子を直接見て、病気の程度を判断します。うみが出ている場合は細菌検査を行って、原因の菌が何かということを確認して治療に役立てます。滲出性中耳炎の場合も鼓膜がへこんでいるとか、鼓膜の向こう側に水がたまっているということを目で確認します。さらに鼓膜の動き具合を調べるティンパノグラム検査を行うことで、滲出性中耳炎を正確に診断することができます。

■小さな子どもでも大丈夫!ティンパノグラム検査
ティンパノグラム検査とは、耳栓をした状態で耳の中の圧力を上げたり下げたりしながら、音が伝わる時の鼓膜の動きを測定する検査です。中耳に水がたまっていると鼓膜の動きが悪くなることから、この検査で滲出性中耳炎かどうかが分かります。
検査はスピーカーとマイク、空気を送るポンプを内蔵した耳栓をつけて、しゃべらずに5〜6秒じっとしているだけで終了します。検査結果はグラフで表示され、大気圧を示す基準点を頂点にグラフが山の形になっていれば正常です。山の頂点が横にずれると中等症、山にならずに平坦なグラフになれば重症の滲出性中耳炎と診断されます。痛みもなくすぐに終わる検査なので、小さな子どもでも安心して受けられます。

■中耳炎の治療法について
急性中耳炎の治療は、鼓膜の所見を見て判断します。軽症の場合は解熱鎮痛剤で様子を見ることもあります。鼓膜が赤くなっていたり、中耳に膿がたまっているなどの中等症以上の場合は、抗生剤を投与します。中耳に膿がたまっている場合は、さらに鼓膜を切開して中の膿を排出すると
治りが早いとされています。鼓膜は再生しやすく、切り口も数ミリ程度と小さいので、聴力に影響を及ぼすことはありません。
滲出性中耳炎の治療は、まず鼻から耳に空気を送る通気治療を行います。中耳に滲出液がたまっている場合は鼓膜切開を行いますが、鼓膜の穴はすぐにふさがるので、再発を繰り返す時には、鼓膜ドレーンチューブという小さな管を切開した鼓膜の穴に挿入します。鼓膜ドレーンチューブはできるだけ長く耳に入れたままにしますが、その間痛みや聴力への影響はなく、普通に髪を洗うこともできます。

■治療は最後までしっかりと!
中耳炎が治ったかどうかは、症状だけで判断することはできません。必ずかかりつけの医師の指示に従って下さい。自己判断で治療をやめてしまうと急性中耳炎を繰り返したり、さらに滲出性中耳炎になってしまうと症状がなくなるので、そのまま放置して厄介な中耳炎に移行していくことがあります。子どもの中耳炎は完治するまで時間がかかることも多く、長期間通院しなければならないなど、保護者の負担も決して小さくはありません。しかし子どもの将来のためにも、治療を最後までしっかりと続けることが大切です。

■早めの対処で中耳炎を防ぎましょう!
子どもの中耳炎を防ぐには、鼻やのどの炎症に注意が必要です。鼻水や鼻づまりが長く続く時は、早めに病院を受診しましょう。特にアレルギー性鼻炎がある場合は、耳鼻咽喉科で定期的に耳の状態を確認してもらうことをおすすめします。

くも膜下出血

 
今回、くも膜下出血についてお話を伺ったのは、
福岡大学医学部 脳神経外科 教授の
井上 亨(いのうえ とおる)先生です。


■くも膜下出血とは?

“くも膜”と呼ばれる脳の表面を覆う膜と脳との間の空間である
“くも膜下腔”に広がる血管が破れて出血を起こす病気です。
年間2万人以上が発症していて、
日本での発症数は諸外国に比べて高く、
男女の割合ではおよそ1対2で女性に多いと言われています。
また近年、その発症数は増加傾向にあります。


■くも膜下出血のメカニズム

くも膜とは脳を保護する3つの膜のひとつで、
くも膜と脳との間には、
“くも膜下腔”と呼ばれる空間が広がっています。
そこには脳に栄養を送る動脈が走り、
併せて脳を保護する脳脊髄液が循環しています。
くも膜下出血は、くも膜下腔に張り巡らされた
動脈が破れて出血するものですが、
その多くは“脳動脈瘤”と呼ばれる、
動脈にできたコブが破裂して起こります。
しかも、くも膜下出血では
脳動脈瘤が破裂するまで症状がない場合が多く、
発症するとおよそ3分の1の人が死に至るとされています。







■警告症状と発症時の症状

警告症状としては全員にある訳ではありませんが頭痛が最も多く、
その他、おう吐、めまいや意識の消失などが挙げられます。
また脳動脈瘤のできた場所によっては
上のまぶたが垂れ下がったままになる眼窩下垂(がんけんかすい)、
その他、視野障害や目の痛みなどを自覚することがあります。

一方、発症時の一番の症状はやはり頭痛で、
それはまるでハンマーやバットで殴られたような
今まで経験したことのない激しいものです。
ただし、まれにそのような激しい頭痛の前段階で
脳動脈瘤からのわずかな出血により、
偏頭痛や神経痛、かぜに似た症状が起こる場合があり、
この時点での正確な診断が、
その後の治療、回復に大きく影響します。


■注意点は?

脳動脈瘤に由来するくも膜下出血では
一度破裂した脳動脈瘤が再度、破裂することがよくあります。
再破裂すると脳へのダメージがより深刻になり、
さらに重篤な状態になりかねないので、
再破裂を防ぐため、CT検査やMRI検査などで
脳動脈瘤の場所や大きさなどを調べた上で手術が行われます。










■くも膜下出血の検査と治療法

くも膜下出血が疑われる場合ではまずCT画像検査を行い、
出血が確認されれば頭部MRA、脳血管撮影といった検査で
脳動脈瘤の場所や大きさなどを確認します。

くも膜下出血の治療には大きくふたつあります。
手術によって脳動脈瘤と血管の間をふさぐ“クリッピング術”、
それと血管内にカテーテルという細い管を入れて、
脳動脈瘤のあるところまでたどり着いたら、
カテーテルの中にコイルを通して脳動脈瘤に詰める
“コイル塞栓術”です。
どちらを選択するかは患者さんの脳動脈瘤の形状や大きさ、
できた場所などによって決められます。

その他にも神経内視鏡という内視鏡を使った治療、
脳動脈瘤が大きい場合、別の血管でう回路を作って
脳動脈瘤のできた動脈の血流を遮断する
「バイパス手術」などが行われます。
手術後では脳血管攣縮(れんしゅく)と呼ばれる、
脳の血管が細くなって脳梗塞を起こす危険があるため
2週間程度は容態の管理に厳重な注意が必要です。
その後はくも膜下出血後の水頭症の発生に注意しながら
回復状況に合わせて、リハビリテーションが行われます。












■くも膜下出血のリスク

くも膜下出血は家族にかかった人がいると
発症の可能性が高くなるとされています。
また普段の生活習慣では喫煙や高血圧、
大量の飲酒が発症につながりやすいと言われています。

最近では脳ドックによって、破裂する前段階の
“未破裂脳動脈瘤”が見つかる場合もあります。
一般に脳ドックによって見つかる割合は5%前後ですが
家族歴がある人だとおよそ18%に上昇します。
その一方で未破裂動脈瘤が破裂する割合は
年間1〜2%と言われています。
人によっては脳ドックで未破裂脳動脈瘤が見つかると過剰に心配したり、
中には、うつ状態になるような場合も見受けられます。
もし実際に脳動脈瘤が発見されたら
治療をすべきかどうかについて、
主治医としっかり話し合って判断することが大事です。


今こそ治そう!C型肝炎

 
今回、C型肝炎についてお話を伺うのは、浜の町病院・肝臓病科・部長の煖エ和弘(タカハシ・カズヒロ)先生です

■21世紀の国民病!?C型肝炎
がんの中でも特に早期発見が難しく、年間4万人近くを死に至らしめているのが、肝臓にできるがん、肝がんです。その一方で肺がんや子宮頸がんと並んで、肝がんは原因が明らかになっているがんの1つで、日本における肝がんのおよそ8割は、C型肝炎が原因だとされています。
C型肝炎は自覚症状がないまま、徐々に肝臓の細胞が破壊されていく病気で、10年から30年の経過で約4分の1が肝硬変に進展し、その多くに肝がんが発症します。また合併症として食道に静脈瘤ができて、それが破けて大出血したり、肝臓の解毒能力が低下して体内に毒物がたまり、意識がなくなることもあります。日本には100人に1〜2人の割合でC型肝炎の患者がいると考えられていて、その数の多さから21世紀の国民病とも言われています。

■C型肝炎ウイルスの感染経路
C型肝炎の原因はC型肝炎ウイルスで、日本には150〜200万人の感染者がいると推測されていますが、医療機関で何らかの治療を受けている人は、約50万人ほどです。残りの100〜150万人の中には、自分がC型肝炎ウイルスに感染していることに気づいていない人も少なくありません。
C型肝炎ウイルスは感染した人の血液が、輸血などによって体内に入ることで感染します。現在では輸血で感染することはほとんどなくなりましたが、C型肝炎の検査ができなかった1989年以前は、輸血によって高い確率で感染していました。また輸血以外にも、血液製剤や予防接種、医療器具の使い回し、未消毒の器具を使ったピアスや入れ墨、覚せい剤などによる注射器の回し打ち、カミソリや歯ブラシの共用、不衛生な状態での針治療などでも感染することがありますが、
ごくまれに性行為による感染や母子感染が見られます。ただし、いつ感染したか分からない患者も多いとされています
なおC型肝炎ウイルスは感染力が弱く、くしゃみやせき、食器の共用、入浴など、日常的な接触で感染することはありません。

■C型肝炎検査を受けよう!
C型肝炎は感染してもほとんど症状がありませんので、感染してるかどうかは抗体検査をしてみないと分かりません。C型肝炎に感染していても肝機能が正常だったり、時々しか肝機能が悪くならない場合もあるので、肝機能が正常だからといって安心はできません。また、職場の健診などでは、C型肝炎の抗体検査が含まれていない場合もあります。
C型肝炎の検査は、全国どこでも無料で受けることができます。まずは最寄りの保健所に問い合わせて下さい。福岡市の場合は、基本的にC型肝炎の無料検査を行っている医療機関を紹介していますが、月に1度、福岡市民を対象に各地域の保健所でも無料検査を実施しています。
保健所で検査を受ける際の手順は、簡単な問診票に記入した後に、医師または看護師の問診を受けて採血するだけです。C型肝炎の検査だけだと、採血量も普通の健康診断より少なくて済みます。また待合室では名前ではなく番号で呼ばれるなど、プライバシーの保護も配慮されています。検査結果については2週間後以降に保健所で、医師が本人に直接説明することになっています。C型肝炎は早期に治療し始めるほど完治が望めますので、C型肝炎の検査を受けたことがない人は、なるべく早く検査を受けることをおすすめします。

■画期的な効果が期待される新しい治療法が登場!
C型肝炎と診断された場合は、原則としてまず、インターフェロンを中心とした抗ウイルス薬によって、体内からC型肝炎ウイルスを駆除する治療を行います。インターフェロンでウイルスが駆除されると、肝硬変に進行する心配はなくなり、肝がんになる可能性も10分の1以下に低下します。
インターフェロンは肝臓の細胞に直接働いて、ウイルスの増殖を抑えることができる注射薬です。ウイルスの量や遺伝子のタイプに応じていくつかの種類があり、それぞれ通院する回数や治療期間が異なります。また内服薬のリバビリンは、単独ではC型肝炎ウイルスに対して効果がありませんが、インターフェロンと併用することで、ウイルスを駆除する効果を飛躍的に高めることができます。
さらに最近では、ペグインターフェロン・リバビリン併用療法という新しい治療法が注目されています。ペグインターフェロンは作用時間が長い新しいインターフェロンで、従来のインターフェロンが週に3回注射する必要があったのに対して、ペグインターフェロンは週1回の注射で優れた効果を発揮します。ペグインターフェロン・リバビリン併用療法では、治りにくいタイプのC型肝炎で50〜60%、治りやすいタイプでは80〜90%が完治するという報告があります。

■インターフェロンの気になる副作用は…?
インターフェロン療法は従来の治療法で2ヵ月から半年、新しい治療法で半年から1年に渡って治療を続ける必要がありますが、その間に様々な副作用が伴います。最も多いのは、治療開始後1週間以内に見られるインフルエンザに似た症状で、発熱や倦怠感、悪寒、頭痛、関節痛などが現れることがあります。また抑うつ状態や糖尿病の悪化、動悸・発汗・むくみといった甲状腺機能の異常、ごくまれに間質性肺炎が見られることもあり、これらの症状が現れたら直ちに医師に相談することが大切です。ただし副作用のほとんどは一時的なもので、薬の量を減らしたり、いったん薬を休むなどして副作用を軽くしながら、なるべく治療が続けられるように工夫します。

■その他の治療法
インターフェロンでウイルスが駆除できなかったり、高齢や持病のためにインターフェロン療法ができなかった場合は、肝臓を保護する治療を行うことで、肝硬変や肝がんに進展する確率を下げることができます。さらに定期的に通院して、血液検査や超音波検査、CT検査を受けることで肝がんの早期発見・早期治療を目指します。

■より治療しやすく!医療費の補助について
インターフェロンによる治療に対しては、今年の4月より、医療費の新しい助成制度が始まりました。自己負担は原則1万円を上限として、一定の条件で2回目の利用も認められるなど、治療しやすい環境の整備が進んでいます。C型肝炎を治すなら、今がその時ですよ。

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