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寒くなったらご用心!ぎっくり腰

 
今回、「ぎっくり腰」についてお話を伺うのは、福岡大学病院、病院長の内藤正俊(ないとう・まさとし)先生です。

■冬はぎっくり腰の季節!?
突然腰を襲う、容赦ない一撃…ぎっくり腰は、いきなり激しい動きをした時に起こると思われがちですが、実は普段の何気ない動作が原因で起こることもあります。特にこれからの季節は、寒さで腰が冷えて発症しやすくなるので注意が必要です。

■ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰には様々な原因がありますが、主に筋肉の疲労、骨格へのストレスの不均衡、腰への急な負担の3つが中心になって、引き起こされると考えられています。
日常生活で疲労した筋肉は、本来なら自然に回復しますが、睡眠や運動の不足、偏った栄養バランスや血行不良が続くと、回復しきれずに少しずつ蓄積されます。また、座りっぱなしや立ちっぱなしなど、同じ姿勢が続くと骨格や筋肉の同じ部分に負担が集中し、周囲の筋肉にもさらなる疲労が蓄積されます。こうして骨格へのストレスの不均衡や筋肉の慢性的な疲労が蓄積されている時に、突然動くなどして腰にいきなり大きな負荷がかかるとぎっくり腰になります。

■負担に耐える腰の仕組み
私たちの体を支える屋台骨、脊椎(せきつい)。その腰の部分は腰椎(ようつい)と呼ばれ、5つの椎骨(ついこつ)が椎間板(ついかんばん)というクッションを挟んで、脊椎を縦に貫く前縦(ぜんじゅう)靭帯と後縦(こうじゅう)靭帯、椎間関節(ついかんかんせつ)、筋肉などによって繋がっています。腰椎は上体の重さや動作による衝撃が、最も大きい場所です。腰を前かがみにして腰椎前方に荷重がかかると、椎間板のストレスになり、腰を後ろに反らせて腰椎後方に荷重がかかると、椎骨と椎骨を連結している椎間関節のストレスになります。

■ぎっくり腰の正体
ぎっくり腰は突然起こる腰痛の総称で、その場から動けないほどの痛みがあるにもかかわらず、検査をしても骨や神経に異常が認められない場合に診断されます。医学的には急性腰痛症と呼ばれ、痛みを起こしている部分やその仕組みから、主に筋・筋膜性腰痛症、椎間関節症、腰椎捻挫、椎間板ヘルニアの4つに分けられます。
ぎっくり腰の中で最も多く見られるのが筋・筋膜性腰痛症です。老若男女を問わずスポーツを楽しむ人に多いのが特徴で、筋肉の使い過ぎや限界を超える突発的な動きによって、腰の筋肉とそれを包む筋膜に炎症が起きて痛みが生じます。
椎間関節症は椎間関節に強い力が加わった時に、靱帯や関節包(かんせつほう)という関節を包む結合組織を損傷して発症する腰痛で、痛みが背骨の中央寄りに生じるのが特徴です。
腰椎捻挫は椎間関節の捻挫による筋肉の損傷で痛みが生じます。重い物を持ち上げるなどして腰を伸ばした時に起きやすく、重症になると腰が抜けたような状態になるのが特徴です。
腰の痛みと同時に下半身のしびれや痛み、ひどい時にはおしっこのコントロールができなくなる場合は、椎間板ヘルニアが疑われます。椎間板は比較的柔らかい組織で、椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしていますが、外部から強い力が加わると本来の位置から飛び出す事があり、この状態をヘルニアと言います。椎間板ヘルニアでは、椎間板が飛び出した痛みや周りの組織への圧迫によって腰痛が生じますが、飛び出した椎間板が脊椎の神経を圧迫すると、足のしびれや痛み、筋力の低下、排尿障害などを起こします。

■ぎっくり腰を防ごう!
ぎっくり腰は重い物を持ち上げたり、急な動作をした時に起こりやすいのですが、意外な姿勢や動作で起こってしまうことがあります。
例えば、歯みがきや洗顔をしようとして前かがみになった時。実は軽くおじぎをするだけでも、腰の椎間板には真っすぐ立っている時の、およそ1.5倍の負担がかかると言われているんです。そこで前かがみの姿勢になる時は、10〜20cmほどの高さの踏み台に片足を乗せると、腰への負担が軽減されます。さらに台に片手をつくと、より一層腰への負担が和らぎます。
他にも朝目を覚まして、布団の中で背伸びをした時。朝起きてすぐは筋肉が縮んでいる状態なので、急に伸ばすと筋肉に炎症が起こることがあるんです。つまり寝起きで思いっきり背伸びをして、ぎっくり腰になる人が意外と多いんです。特に腰の弱い人は、背伸びはほどほどにしておいた方が無難です。
このように普段の何気ない姿勢や動作も、意外と腰に負担をかけています。しっかりケアして、ぎっくり腰を防ぎましょう

■ぎっくり腰の対処法
万が一、ぎっくり腰になってしまったら…?多くの人は半信半疑で腰を動かそうとしたり、無理に動いたりして病状を悪化させてしまいがちです。
ぎっくり腰の痛みは一過性で、じっとしていれば数日で自然に治ることも多いので、突然腰に激痛が走ったら、まずは安静にすることが大切です。ソファなどの柔らかい場所は避けて、床やベンチなど硬い場所でエビの様な姿勢で横になるか、腰を少し曲げて壁に押し付けた姿勢でうずくまると、次第に楽になります。そして痛みが治まってきたら、ひざを軽く曲げて衝撃を吸収させながら、腹筋に力を入れてゆっくりと移動しましょう。

■ぎっくり腰の治療法
ほとんどの場合、ぎっくり腰では手術の必要はありません。安静にした上で、コルセットで患部の負担を和らげたり、神経ブロック麻酔注射で痛みを抑えるなどして、自然治癒をうながす保存療法が行われます。ただし重度のマヒを伴うなど、椎間板ヘルニアで症状が重い場合は、飛び出した椎間板を切除する手術が必要になることがあります。最近では一部の病院で、患者の負担が小さい内視鏡手術も行われるようになってきています。

ぎっくり腰は生活習慣とも深く関わっているので再発しやすく、無理を重ねると腰痛が慢性化してしまうこともあります。安静にして痛みが治まったからといってそのままにせず、動けるようになったらきちんと専門医を受診して、腰の状態を確認しておきましょう。

骨粗しょう症

 
今回、骨粗しょう症についてお話を伺ったのは
九州大学病院 内分泌代謝・糖尿病内科 教授の瑙ノ 涼一(たかやなぎ りょういち)先生です。


■骨粗しょう症とは?

骨の組織が減ってスカスカな状態になり、骨折しやすくなる病気です。
骨は新陳代謝を繰り返していて、破骨(はこつ)細胞が古い骨を壊し、骨芽(こつが)細胞が新しい骨を作っています。
このバランスが崩れると骨粗しょう症へとつながります。


■骨粗しょう症の特徴

高齢者に多く、現在、日本には推定1200万人の患者がいるとされています。
今後、急速な高齢化が進む我が国では、かなりの勢いで増えると考えられている病気です。


■骨粗しょう症になりやすい人

性別では閉経後の女性に多いとされていますが、閉経によってホルモンバランスが変化し骨密度が急激に減ることによります。また、運動不足や日光にあまり当たらない生活をしている人。その他にも喫煙習慣のある人では、ニコチンがカルシウムの吸収を妨げ、併せて骨芽細胞を抑制するとされています。
さらに過度のダイエットはカルシウムをはじめとした栄養が不足することで骨芽細胞の働きが悪くなり、骨粗しょう症につながりやすくなります。
遺伝的な要因では、母親が大腿骨の付け根を骨折した経験がある場合では、その子どもも骨折のリスクが高まると言われています。



■骨粗しょう症の症状

初期ではほとんど自覚症状はありません。
やがて、立ち上がる時や重いものを持った時に背中や腰に痛みが走ります。この痛みは背中や腰の骨の内部がスカスカになったことで潰れてしまう“圧迫骨折”によるものです。
圧迫骨折が起こると背中が曲がったり 背が縮んできます。
圧迫骨折を含めて骨折しやすいとされているのは大腿骨の付け根、脊椎、手首や肩周辺、肋骨といった部分です。


■骨粗しょう症での問題点

高齢者が骨粗しょう症になると若い人では考えられないようなちょっとしたきっかけで骨折しやすくなり、そのことで“寝たきり”になるのが一番危惧される点です。
現在、高齢者が寝たきりになる要因の第1位は脳卒中ですが、
実は第2位が骨粗しょう症などによる骨折や転倒です。
寝たきりになると何らかの病気のある人では、多くの場合でその改善に欠かせない“体を動かす・運動する”ことができなくなります。
また、病気がなくても体を自由に動かせないことは、その人の“生活の質”を著しく下げることになります。さらには患者を介護する家族などにも多大な負担をかけることになります。
ですから骨粗しょう症では、なるべく早めに見つけて的確な治療を行い、骨折のリスクをできるだけ取り除くことが大切です。

■骨粗しょう症の治療

大きく食事療法、運動療法、薬物療法の3つが挙げられます。
食事療法ではバランスのとれた食事を特にカルシウムは1日800r以上の摂取を目標にします。
運動療法では軽めの運動や散歩などで体を動かし、適度に骨に負担をかけて強い骨作りを目指します。
骨密度が大幅に減少している患者さんでは食事療法と運動療法だけでは不十分なので薬物療法を行います。最近、副甲状腺ホルモン剤が登場しました。
この薬剤はこれまでのものと違って骨の形成を促進します。
また骨密度の増加効果は約2倍で骨折抑制効果も非常に強力です。


■骨粗しょう症の予防対策

WHO(世界保健機関)の統計では、喫煙、飲酒が骨粗しょう症の危険因子であることが明らかにされています。
まずは禁煙、そして飲みすぎには注意しましょう。
また骨を作る細胞を維持するためにはある程度の体重が必要です。
ダイエットは結構ですがやりすぎは禁物です。
さらに女性では若いころから骨密度検査を受け、自分の骨密度を把握しておくと一生を通した骨の健康維持につながります。


■まとめ
骨粗しょう症は最近、日ごろの不摂生などから若い人にも見られます。
生活習慣病とも密接に関係する骨粗しょう症の予防は生活習慣病の予防にもつながります。
若いうちから、症状が出る前から、しっかり気をつけておきたい病気のひとつです。

まだまだ油断大敵!インフルエンザ

 
回、「インフルエンザ」についてお話を伺うのは、国立病院機構九州医療センター、名誉院長、博多駅前かしわぎクリニック、院長の柏木征三郎(かしわぎ・せいざぶろう)先生です。

■今年もインフルエンザに要注意!
皆さんは一昨年大流行した、新型インフルエンザを覚えていますか?大したことはなかったからと、すっかり油断してはいませんか?
一昨年発生した豚由来の新型インフルエンザは毒性が弱く、大事には至りませんでしたが、毒性が強いと予想される鳥由来の新型インフルエンザは、未だにいつ発生してもおかしくない状況なのです。特にお年寄りにとっては“最後の命の灯を消す病気”と言われていて、インルエンザは命とりになりかねません。

■気になる今年の流行は?
人に感染するインフルエンザウイルスには、A型、B型、C型の3種類があります。毎年流行するのはA型とB型のウイルスですが、A型は流行する度に少しずつ変異するのに対して、B型はあまり変異しないのが特徴です。そして今シーズンはA型の中でも『H1N12009』という、一昨年に発生した新型のH1N1と、従来からあるH3N2の香港型が主に流行すると予想されてます。B型のウイルスも少し流行するのではないかということで、A型のH1N1、H3N2、及びB型の3種類が流行すると考えられています。

■懸念される鳥由来の新たな新型インフルエンザ
インフルエンザの原因となるウイルスは、人間以外の動物にも感染しますが、特にアヒルやカモなどの水鳥を中心とした鳥には感染しやすいとされています。ただし、インフルエンザウイルスに感染した鳥の多くは症状がなく、感染が広がる中で症状が現れると、それを鳥インフルエンザと言います。さらに鳥インフルエンザの中でも、感染した鳥が死んでしまうほどの劇的な症状を示すものを、高病原性鳥インフルエンザと言います。
鳥インフルエンザの中でも、特に高病原性のウイルスであるH5N1は中国、ベトナム、インドネシア、エジプトの4ヵ国では、鳥から人へと40〜50%の致死率を持った感染が起こっています。今のところまだ人から人への感染はありませんが、豚は鳥と人の両方のインフルエンザウイルスに感染します。つまりH5N1ウイルス(鳥インフルエンザ)とH1N12009ウイルス(新型インフルエンザ)が同時に豚に感染することで、人から人へ感染する新しい新型インフルエンザウイルスが誕生する可能性が考えられますので、今後とも新型ウイルスの発生を十分監視する必要があるのです

■ハイリスク群にご用心!
インフルエンザに感染すると重症化したり、合併症を引き起こす可能性が高い人たちのことを、ハイリスク群と呼びます。ハイリスク群には65歳以上の高齢者や妊娠28週以降の妊婦、慢性肺疾患、心疾患、腎疾患、糖尿病、さらには免疫不全の患者などが含まれていて、こうした人たちやその家族は、普段から特にインフルエンザの予防を心がけて、感染したら直ちに病院を受診しましょう。

■進化するインフルエンザ治療
インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬としては、2001年から経口薬と吸入薬が使えるようになりました。これらは1日2回、5日間の吸入か経口的摂取をする必要がありましたが、2010年からはたった1回の治療でいいという新しい吸入薬と静脈注射薬が使えるようになりました。こうした抗インフルエンザウイルス薬は、いずれも発病48時間以内に使用すれば、高い効果が期待できます。
ただし1回の吸入で治療が終わってしまう新しい吸入薬は、薬剤をきちんと吸入することがとても大切です。特に子どもの場合は、十分に練習してから吸入させるようにしましょう。

■新しい吸入薬の正しい使い方
新しい吸入薬は10歳未満で1本、10歳以上で2本服用する必要があります。容器は使い捨てで、粉状の薬剤が入ったトレーを左右にスライドさせて、2回に分けて吸入する仕組みになっています。
薬剤をきちんと吸入するには、まず容器をテーブルなどに軽く打ちつけて、薬剤を容器の下に集めます。次に1番の薬剤トレーを奥までしっかりとスライドさせて、底の空気孔をふさがないようにしながら、容器を水平に持って吸入口をくわえます。大きく息を吸って薬剤を吸いこみ、2〜3秒間息を止めてからゆっくりと息を吐きましょう。この時、吸入口に息を吹きかけてしまうと、中の薬剤が舞い散ってしまうので注意しましょう。つづいて2番の薬剤トレーをスライドさせて同じ手順で薬剤を吸入します。念のために同じ手順をもう1回くり返して、1本につき4回吸入すると、薬剤の吸い残しを防ぐことができます。
吸入薬はウイルスが増殖するのどや気管支に直接作用するメリットがあることから、処方される機会が多くなっています。万が一の時は正しく使ってしっかり治しましょう。

■インフルエンザを防ごう!
インフルエンザの感染は、主に咳やくしゃみなどの飛沫感染によって引き起こされます。そこで症状がある人は積極的にマスクを着けて、周囲への感染を防ぐことが大切です。
また気温が低く乾燥している時には、ウイルスが空気中を漂うなどして空気感染が起こります。そこでインフルエンザの流行中は外出を避けて、なるべく人混みには行かないようにしましょう。
インフルエンザの予防で最も大切なのは、インフルエンザウイルスワクチンの接種です。13歳未満は2回、13歳以上は1〜2回の接種が必要ですから、2回接種する場合は、インフルエンザが本格的に流行し始める12月には2回目が終わるように、11月の初めから予防接種を受ける準備をしましょう。

インフルエンザは適切な治療で症状が治まっても、しばらくは体からウイルスが排出されます。熱が下がったからとすぐに職場や学校に戻ると周りにうつす恐れがあるので、治っても2日間は外出を控えて感染拡大を防ぎましょう。

ぜんそく

 
今回、ぜんそくについてお話を伺ったのは、国立病院機構 福岡病院 院長の岩永 知秋(いわなが ともあき)先生です。


■ぜんそくとは?

空気の通り道である気管、気管支といった“気道”が何らかの原因で狭くなり、呼吸が苦しくなる病気です。
成人では全体のおよそ3〜4%、小児では5%以上いるとされ、ともに増えていると言われています。
近年では治療薬の進歩もあり死亡者数は減少傾向にありますが、それでも年間2000人程度が命を落としています。
しかもそのうちの90%を65歳以上が占めていて、急速な高齢化が進む我が国では油断のならない病気のひとつです。


■ぜんそくの特徴

従来、ぜんそくでは“ぜんそく発作”と呼ばれる、息苦しいなどといった、特有の症状が起きているときだけが問題とされてきました。
しかし近年、ぜんそく患者の気道の粘膜組織は、発作が起きていない時でも慢性的に炎症が起きていることが分かってきました。
従って、症状がなくても気管支の炎症をコントロールしていくことが発作の予防や症状の緩和につながります。


■ぜんそくの原因

子どもでは、ハウスダストやダニ、ペットの毛、カビなどによるアレルギー反応が多くを占めます。
一方、大人ではアレルギー反応によるものは少なく、かぜやインフルエンザ、タバコの煙や冷たい空気、天気の変化などが主な原因とされています。
子どものぜんそくがそのまま大人になってつながっていくという場合では重症な症例が多く、全体のおよそ3割と言われています。
一方で残りの7割はいったん良くなりますが、その良くなったかに見える小児ぜんそくの中でやはり3割以上が再発をすると言われています。
いったん良くなったかに見えてもやはり十分注意する必要があります。

■ぜんそくの症状

気道が狭くなることによるせきや痰、息苦しさといったものが挙げられます。
また呼吸と併せて、喘鳴(ぜいめい)というゼーゼー・ヒューヒューという音がしますが、ひどくなると聴診器を当てなくても聞こえるほどになります。
ぜんそく発作は今の時期のような季節の変わり目、昼間との気温差が大きい夜や早朝に多く起こります。症状がひどいと横になっていられない状態になります。


■炎症を放置すると…

次第に炎症がひどくなって気管支の壁が固くなります。
初期の段階では気管支の壁は柔らかいので気管支を広げる吸入をするとそれが戻っていたものが、次第に固くなると元に戻らないような変化を起こしてきます。
さらに進んでいくと重症化したり、治りにくい難治化という問題が出てきます。


■ぜんそくの治療

発作が出た時にそれを抑える薬と長期管理薬(吸入ステロイド剤)があります。
長期管理薬は症状が比較的安静しているときに行う大切な治療です。
これが出てきたことで、ぜんそくで亡くなる方や、救急受診をしたり入院をしたりということも非常に減ってきました。


■ぜんそくの予防

ぜんそくにならないような予防法はありませんが、日ごろの生活習慣ではまず禁煙が大事です。
タバコはぜんそくを悪化させるだけではなく吸入ステロイド薬の効果を下げると言われています。
その他に、かぜやインフルエンザにかからない。部屋をきれいにする。
運動はプールなど暖かく湿った空気の中で行う。
反対に、屋外での運動は冷たい空気が気道を刺激するので注意しましょう。


■まとめ

症状がなくなっても気管支の炎症は続いているというのが一般的です。
ぜんそくというのは少し長く続く病気だと考えて定期的に長期管理薬である吸入ステロイド剤を服用し、気管支の炎症を取る治療を続けましょう。

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