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九州スピリット

毎週土曜 よる11:06~11:12放送 歴史、文化、祭りの宝庫、九州。それぞれの風土のもとに育まれた過去は実に多彩です。郷土の過去とそこに秘められた九州人のスピリットを知って、ふるさとへの愛を感じてください。

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2017年02月25日(土)高場乱(4)乱が託した夢

2017年02月25日

乱が託した夢高場乱



幕末、福岡藩の藩医を務める眼科医の二女に生まれ、家業を継ぐために、幼い頃から男として育てられた高場乱。
彼女は42歳の時、塾を開き、若者の教育に力を注ぎました。今週は、乱が塾生たちに託した夢に迫ります。

1873年(明治6)、乱は42歳の時、病院の隣に「興志塾」を開設。他の塾で入門を断られた乱暴者も受け入れ、寝食をともにしながら様々な学問を教えていました。
“男装の女傑”と呼ばれていながら、実際の乱は、子供のころから病弱で華奢だったそうです。男性として育てられたとはいえ、女性の身で、まして身体が強くはなかった乱は、夢を果たすことが出来ませんでした。

乱の夢は、国のために役立つ人間になることでした。眼科医でありながら、塾を開いたのは、自分が果たせなかった夢を、若者たちに託したからです。そのため乱は授業料を一切取らず、合宿生活の費用もすべて自分が負担していました。この興志塾の出身者は実に300人以上。明治から昭和初期の日本に大きな影響を与えた玄洋社の頭山満などもいました。

1891年(明治24)、高場乱は59歳で亡くなりました。女性が社会で活躍することが認められなかった時代に生き、生涯を医療と教育に捧げた高場乱。ここ福岡には、日本の未来を担う若者たちの道しるべとなった女傑がいたのです。

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