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九州スピリット

毎週土曜 よる11:10~11:15放送 歴史、文化、祭りの宝庫、九州。それぞれの風土のもとに育まれた過去は実に多彩です。郷土の過去とそこに秘められた九州人のスピリットを知って、ふるさとへの愛を感じてください。

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2019年03月23日(土)辰野金吾(4)地震に強い建築

2019年03月16日

『辰野堅固』と称された建築家・辰野金吾辰野金吾



辰野金吾が本格的に建築家としての道を歩み始めたのは、現在の東京大学工学部を卒業後、イギリス留学を経て、東京に個人事務所を設立した明治19年のことでした。

辰野が設計した、現存する建築物として最古のものが日本銀行本店です。柱の部分などに高い御影石を使い、重厚で安定感のあるこの建物は、仲間内から「まるで相撲取りが仕切りをしているようだ」と評されます。すると辰野はこう返したそうです。「俺のあだ名は辰野“堅固”だ」。

以来、彼の重厚感溢れる建築は、「辰野堅固」と称されるようになりました。

一方、彼はデザインに於いても独自のスタイルを確立しました。その代表例といえるのが東京駅や福岡の赤レンガ文化館です。
赤いレンガに白い石を帯状に巡らせているデザインは、彼がイギリス留学中に学んだビクトリアン・ゴシック様式からヒントを得たものでした。このデザインは、晩年、弟子の設計を監修した故郷唐津にある旧唐津銀行本店にも活かされています。

しかし西洋の様式を取り入れる一方で、辰野金吾は日本の風土に適した建築様式を考案した第一人者でもありました。
その様式は、この日本銀行本店に活かされていたのです。

ナレーター

  • 加藤恭子
  • 居内陽平
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