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九州スピリット

毎週土曜 よる11:10~11:15放送 歴史、文化、祭りの宝庫、九州。それぞれの風土のもとに育まれた過去は実に多彩です。郷土の過去とそこに秘められた九州人のスピリットを知って、ふるさとへの愛を感じてください。

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次回予告

2019年02月23日(土)村社講平(4)世界のムラコソが繋いだ夢

2018年09月30日

現代に遺したもの上野彦馬

幕末に、彦馬は坂本龍馬や高杉晋作だけでなく、明治維新に大きな役割を果たした志士たちも撮影していました。志士だけでなく、彦馬は当時の一般庶民たちも撮影。さらに人物以外にも、長崎の風景も数多く撮りました。

その後、明治に入ると彦馬は、金星の観測で日本初の天体写真の撮影にも成功。明治10年に起きた西南戦争では、従軍カメラマンとして戦争の実情を200枚以上、撮影しました。

苦労の末、現像に必要な薬品作りから身に着けた写真技術は多くの弟子たちに受け継がれるとともに、撮影局(写真館)もウラジオストックや上海、香港に支店を出すなど海外進出にも成功しました。

明治37(1804)年、66歳で亡くなるまで写真に生涯を捧げた上野彦馬。彼が何枚の写真を遺したのかは、今も把握出来ていないといわれています。
日本の歴史が大きな転換期を迎えた幕末から明治にかけ、どこよりも西洋文化が根付いていた長崎の地で彦馬が撮影した写真は、当時の歴史を紐解く上で貴重な財産となっています。
もしかすると坂本龍馬らにとって、西洋の写真術を身に着け、自分の姿を写真に納めてくれた上野彦馬という存在は彼らが夢に描いていた新しい日本を象徴するものだったのかもしれません。

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ナレーター

  • 加藤恭子
  • 居内陽平
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