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九州スピリット

毎週土曜 よる11:10~11:15放送 歴史、文化、祭りの宝庫、九州。それぞれの風土のもとに育まれた過去は実に多彩です。郷土の過去とそこに秘められた九州人のスピリットを知って、ふるさとへの愛を感じてください。

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次回予告

2019年03月23日(土)辰野金吾(4)地震に強い建築

2018年11月17日

人知れず 民家に伝承秋月の大筒



通常の鉄砲より3倍も大きく、30キロもある大筒。この大筒を巧みに操り敵の城や城壁を打ち破った技術力は、江戸時代、秋月藩が誇る最強の兵力でした。
しかし江戸から明治へ変わるとともに、この砲術は兵器としての機能を果たせなくなったのです。
明治9年、新政府に不満を持った士族たちが秋月の乱を起こした際、砲術隊長だった中野五郎三郎が、この大筒を持ち出しましたが、新政府との戦いに敗れ敗走。
西洋式の近代兵器を持った新政府軍には太刀打ちできなかったのです。負傷した中野五郎三郎は、現在の嘉麻市にあった農家へ匿われました。

秋月の乱での敗戦以降、大筒の存在は次第に忘れ去られていきました。
「昔、秋月には『抱え大筒』という優れた砲術があった」。
そう言って、自ら砲術を披露する人間が現れたのは、昭和に入ってからのこと。
その人物、縄田勇造は秋月の乱で中野五郎三郎が匿われた農家の末裔で、縄田家は中野五郎三郎が伝授した砲術を、代々受け継いで来たのです。

父親から砲術を伝授された縄田勇造は、40歳代半ばから砲術の研究に取り組み、様々な文献から得た知識をもとに、全国に残っていた大筒を集めて、見事に復元させたのです。

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ナレーター

  • 加藤恭子
  • 居内陽平
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