第607回 「冬に旅する天降川」
200612.24放送
桜島まで見える上床公園にて
鹿児島県霧島市溝辺町の眺めの良い上床公園で錦江湾や桜島を一望して旅を始めます。
杉木立の中、200段あまりの階段を上っていくと山幸彦を祀ってある高屋山上陵(たかやのやまのえのみささぎ)があります。とても神秘的な雰囲気がする場所で古代ロマンへ想像をめぐらせます。

隼人塚にて藤浪さんと
霧島には古代からの歴史があり神話にゆかりのある地。次に隼人塚を訪ねます。隼人塚はその昔大和朝廷に平定された隼人族を供養するために建てられたといいます。風化され傷みが激しかったのをこつこつと修復し平成11年に修復完了。三基の五重塔を四天王が守る創建当時に近い形で復元されました。

隼人族は勇ましい人々だったといいます。その精神は薩摩隼人と言う言葉でのちの薩摩武士に受け継がれました。勇壮でならした薩摩武士が使っていた薩摩弓という伝統工芸を受け継ぐ桑幡さんを訪ねました。薩摩弓は飛距離が長く実戦向きと言われます。弓の有段者の方に模範実技もお願いしました。

味の宿どさんこの露天風呂にて
天降川沿いには多くの温泉郷が広がります。日の出温泉きのこの里を訪ねます。こちらはそばと温泉を楽しむことができます。坂本竜馬とおりょうさんが新婚旅行の際に訪れたと言う塩浸温泉もあり、竜馬とおりょうさんの像があります。

そして今回の宿は妙見温泉「味の宿どさんこ」。北海道出身のご主人が北海道料理にこだわって始めた宿です。もちろんカニやイカ、野菜にいたるまで北海道産。本格的な北海の味覚を堪能することができます。また売店には北海道の名物が取り揃えてあるのも魅力のひとつです。お湯は炭酸泉でしっとりと体が芯から暖まる名湯。

加治木まんじゅう作りを教えてくださった美坂さんと

翌日は加治木町へ足を延ばしました。
児童文学者椋鳩十文学記念館へ。「片耳の大シカ」や「マヤの一生」などの動物文学で知られる椋鳩十は加治木町に住みこの町を愛した文学者です。再現された書斎や直筆の原稿もあります。

加治木町に昔から伝わる名菓、加治木まんじゅう。美坂饅頭屋は1823年から続く老舗。中に餡のはいったほかほかの酒蒸しまんじゅうです。

お問い合わせ先
高屋山上陵 鹿児島県霧島市隼人町内1350 0995-58-4172
隼人塚史跡館 鹿児島県霧島市隼人町内山田287-1 0995-43-7110
弓師一燈斎 鹿児島県隼人町神宮2-6-26 0995-42-2273
日の出温泉 きのこの里 鹿児島県姶良郡牧園町宿窪田3698 0995-77-2255
味の宿 どさんこ 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4403 0995-77-2877
椋鳩十文学記念館 鹿児島県姶良郡加治木町反土2624-1 0995-62-4800
美坂饅頭屋 鹿児島県姶良郡加治木町錦江町180 0995-62-2545