地元小学生が演奏 王塚古墳をイメージした和太鼓曲~ふるさとWish桂川町~

王塚太鼓保存会子どもの部のみなさん

福岡県・桂川町の王塚古墳は、全国でも類を見ない装飾古墳。6世紀前半に造られたとされる前方後円墳で、最大の特徴は豪華絢爛な石室内部の装飾壁画。赤、黄、緑、白、黒、灰色の顔料を使って、美しい文様が描かれています。

王塚古墳内部のレプリカ

同町の「王塚太鼓」は「1995(平成7)年に桂川町のまちづくりの一環で、伝統芸能を始めようということで創られました。東京から先生を呼び、王塚古墳をイメージして作曲していただきました」と会長の安永徹さん。

桂川町の子どもたちは、小学6年生になると王塚太鼓を習い、発表会に向けて練習に励みます。しかし新型コロナウイルスの影響で、桂川小学校では発表会が延期に。同保存会の演奏の機会は、年1回になってしまいました。それでも懸命に練習を続けてきた子どもたち。番組内では同保存会子どもの部の皆さんが演奏を披露。その音色は力強く、自信に満ち溢れているよう!演奏を終えた1年生の参加者は「ちょっと難しいけれど太鼓は楽しい」とはにかみます。スタジオの長岡大雅アナウンサーは「躍動感のある大きなスケールの力強い太鼓でした。ものすごくかっこよかった!」と興奮しきりでした。

「王塚太鼓」は、毎年10月に開催される「王塚古墳まつり」で演奏されます。2022年の開催は未定ですが、子どもたちの晴れ舞台が戻ってくるとうれしいですね。

王塚装飾古墳館
福岡県嘉穂郡桂川町寿命376
0948-65-2900

※この記事は2022年の情報です(「シリタカ!」2月21日放送、リポーター:カイラ)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。


王塚装飾古墳館

住所:嘉穂郡桂川町大字寿命376
電話番号:0948-65-2900

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