うちのシイタケおいしいタケ!4代目の夢は「シイタケワンダーランド」開園~ふるさとWish筑後市~

原木シイタケのおいしさを子どもたちに伝えたい!

福岡県筑後市のシイタケ専門店「陽(ひ)より子(こ)」は、創業約90年の老舗。扱うシイタケは、九州産の原木シイタケです。太陽が出ているときに取れるシイタケのことを「陽より子」と呼ぶところから、店名を付けたといいます。

シイタケ入りのラテとプリン

4年前にオープンしたカフェでは、シイタケと昆布、いりこ、かつお節でだしをとるみそ汁を中心にしたランチを提供しています。でもハンバーグやシイタケバーガーは分かるのですが、なんとシイタケのプリンとカフェオレも新登場!「だしを使う機会が少なくなったので、そのおいしさをみなさんに知っていただきたいと思って始めました」と、スタッフの塚本しおりさんは話します。

4代目・武久景子さん

カフェを始めたのは、4代目の武久景子さん。10年前に家業を継ぐため入社しましたが、日本人の食生活の変化などに伴い、年々シイタケの消費量が落ち込むのを目の当たりにしたそう。そこでシイタケの良さを広く知ってもらおうと、加工品開発やカフェに力を入れたといいます。

ショップでは、天然のだしを気軽にとることができるだしパック「もぐもぐだし」や、シイタケを使ったドレッシングなどを販売。塚本さんおすすめのシイタケ入りトマトソースは、パスタやフライドポテト、オムライスにとても合うのだそう。「すごくおいしいんですよ~!!ぜひ食べてもらいたいです!」と、力を込めて話す塚本さん。言葉のはしばしから、シイタケ愛が伝わってきます。

母親でもある武久さんは、子どもたちにおいしいシイタケを知ってもらう「“シイタケワンダーランド”を作りたい」と考えているそう。次の大きな展開も構想中だといいます。「(カフェは)これから気持ちのいい季節になると、テラス席がペット連れのお客様でにぎわうこともあります。2階にはお座敷があるので、小さなお子さまもぜひ一緒にお越しください」と呼び掛けます。

「陽より子」では定期的にだし教室、離乳食教室を開催。原木シイタケのオーナー制度もあります。気になる方は「陽より子」で検索を。

陽より子
福岡県筑後市大字長浜1529
0942-53-2626

※この記事は2022年の情報です(「シリタカ!」3月14日放送、リポーター:カイラ/「パオーン」3月15日・16日放送、リポーター:篠﨑麻由子【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

しいたけ専門店 陽より子

住所:筑後市長浜1529

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