いつ、誰が、どのように??巨岩に彫られた謎の文字とは~ふるさとWish太良町~

多良岳の見どころのひとつ「坐禅石」(リポーターのボビー)

地域に眠る“謎”を調査する「謎解き!ドローカルミステリー」。佐賀県藤津郡太良町が今回の舞台です。リポーターのボビーが訪れたのは、パワースポットとしても注目を集めている“多良岳”。巨岩に彫られた謎の文字があるということで「多良岳を愛する会」会長のマウンテン池田さんと登山開始!

マウンテン池田さんはなんと毎週多良岳登山をしているんだとか。謎の文字が彫られた巨岩を見る前にぜひ訪れてほしいと向かった場所は、多良岳の絶景スポット「坐禅石」。多良岳の山頂付近にあり、岩に座ると息をのむほどの絶景が広がっていました!他にも受験生に大人気だという、落ちそうで落ちない大きな岩「鬼の岩屋」など多良岳には見どころがたくさん!

巨岩に彫られている謎の文字

いよいよボビーは謎の文字が書かれた彫られた巨岩がある場所へ。たどり着いた先には見上げるほどの巨岩がそびえ立っています。文字を彫れるような状況ではない高い岩壁にもかかわらず、しっかりと文字が彫られているのが遠くから見ても分かります。「近くまで行ったら文字の大きさは畳1畳よりも大きいそうです」とマウンテン池田さん。いつ、誰が、どうやって、そしてどんな意味が込められているのか・・・。解決のヒントになるかもしれないとマウンテン池田さんがボビーを案内したのは、山頂にある小さな社(やしろ)。多良岳は昔から“霊山”として古くから信仰の対象だそうで、現在でも修業の場になっています。謎の文字と関係があるかもしれないと、早速下山し社の管理をしている「太良嶽神社」へ向かいます。

(左から)「多良岳を愛する会」会長のマウンテン池田さん・リポーターのボビー・「太良嶽神社」宮司の石井直明さん

迎えてくれたのは「太良嶽神社」宮司の石井直明さん。石井さんは「(あの文字は)仏教に関係する文字で『梵字(ぼんじ)』と一般的に言われている文字ですね」と話し、謎の文字が「梵字」だということが判明!「梵字」とは、仏教の経典にも記されている古代インドが起源の文字のこと。仏教とともに日本に伝わり、現代ではお墓や位牌に梵字が彫られることも。石井さんも彫られているその字の意味を調べたことがあったそうで、日本語では“あ”を表す文字なんだそう。これは仏教では宇宙を起源とする中心的となる存在である「大日如来(だいにちにょらい)」を表す文字と言われているんだとか。いつ、誰が、どのように彫ったのかは謎のままでしたが、霊山である多良岳にその文字を掘ることで、太良町など付近の人々を平和を願っているのではないか、とのことでした。

謎の文字をはじめ「坐禅石」や「鬼の岩屋」など、見どころたくさんの多良岳。登山ガイドや各種イベントの詳細については「マウンテン池田」で検索を♪


※この情報は、朝の報道情報番組「アサデス。KBC」(11月14日放送、リポーター:ボビー)でお届けしました。

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