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放送文化基金設立30周年記念事業
「制作者フォーラムinとうきょうミニ番組コンテスト」
最優秀賞・特別賞 受賞について

ヒヨドリの集団
関門海峡を渡る為に、門司区部崎灯台に続々とヒヨドリが集まってきます。

ヒヨドリ
これがヒヨドリです。体長約28cm、灰色の雑食性の鳥です。

龍の渡り
ヒヨドリの群れが関門海峡を渡る時に描く姿は「龍の渡り」とも呼ばれています。

ハヤブサ
ハヤブサがとどめを刺した瞬間!

放送文化基金が主催する民放、系列局、NHKの組織の枠を超えて制作者が交流するフォーラム。
この中の一つの企画として行われた「ミニ番組コンテスト」で、KBCの安倍靖カメラマンが、取材構成した『カメラマンレポート「関門に渡る影」』が、全国4地区から選出された作品の中から最優秀賞に選ばれました。
審査員からは、「決定的瞬間を捉えたところが圧倒的」「短い時間の中にも強いメッセージ性がある」など高い評価を受けました。
この作品は、同時に行われた参加者の番組制作者200人による投票でも高い支持を受け、特別賞も併せて受賞しました。

【コンクールの名称】
放送文化基金設立30周年記念事業
「制作者フォーラムinとうきょうミニ番組コンテスト」

【作品名】
関門を渡る影

【賞】
最優秀賞 及び 特別賞

<安倍靖カメラマンの取材記>

ヒヨドリの群が関門海峡を渡るのは、4月から5月にかけてのおよそ一ヶ月間。取材にとりかかるまでは十分な時間があると考えていたが、実はこのヒヨドリ、晴れた日の朝9時から昼頃までしか飛んでくれない。日々発生する事件や事故、ヒヨドリ取材につきっきりになることはかなわない。
巨大な望遠レンズを取り付けたカメラを担ぎ、やっとの思いで現場にたどり着いても、視界の悪い曇天では1羽たりとも飛んでくれない。
このままでは番組をまとめるのは無理かもしれない・・・一時は断念も考えたが、そんなとき訪れたある快晴の日。早朝から関門海峡にレンズを向けていると、これまでの取材で聞いたことのない、ピーピーとけたたましく鳴くヒヨドリたちの声が聞こえる。次々と青空に飛び立つ巨大な群の数々。その群を狙うハヤブサ、普段は1羽しか見かけなかったが、この日は3羽も現れた。

「今日は絶対にいける」夢中でカメラを回し続けた。

逃げるヒヨドリ、追うハヤブサ、圧巻は捕らえたヒヨドリを鷲づかみにし、ハヤブサがとどめを刺した瞬間だった。
その瞬間は、この番組が完成した瞬間でもあったと今感じている。
ニュースは事件事故だけではない、身近な自然で繰り広げられる、野生生物の雄大な営み。それを視聴者の皆さんにお伝えすることができたことこそ、私こと動物好き報道カメラマン最大の喜びである。

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