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「富田薫のアサコレ!」毎週月曜~金曜あさ5時~6時30分放送

パーソナリティ:富田薫

KBCのアクティブシニア代表 富田薫が、持ち前の軽妙トークでリスナーに元気をチャージ!朝に必要な幅広い情報と爽やかな音楽を富田薫節満載でお届けします!

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アサコレ!コラムバックナンバー

アサコレ!コラム富田薫ひとり語り。日々の発見やチャレンジなどをつづります。(6:10放送)

2018年06月19日放送

甲子園でおなじみ「あの曲」の歌詞は… 〜栄冠は君に輝く〜

 全国高校野球選手権、夏の甲子園が第百回記念大会を迎える今年、大会歌「栄冠は君に輝く」をテーマにしたドキュメンタリー映画が7月に公開されます。

 古関裕而(こせき・ゆうじ)さん作曲でおなじみの甲子園にまつわる曲を作詞した石川県出身の故・加賀大介さんとご家族の物語が描かれます。

 実は「栄冠は君に輝く」の歌詞はいわく付きで、終戦後の1948(昭和23)年に朝日新聞の公募に応じた5252編の中からトップに選ばれ、当時のお金で賞金5万円が贈られました。しかし「作詞者・加賀大介」と正確に記載されたのは、それから20年後の68年(昭和43)のこと。

 それまでは、加賀さんの奥様・道子さんが作詞者となっていたんです。実際に作った大介さんが道子さんの名前で応募していたんです。

 いくら戦後すぐとはいえ、大会の趣旨からして「本当の作者と違うのはいかがなものか!」となります。

 実は大介さんの本業は作家で、短歌会や劇団を運営しつつ、小説の執筆にいそしんでいた。「プロのもの書きだから賞金目当てと思われるのはプライドが許さなかった」という本当の理由を知る道子さんは、20年後に「作詞者は夫です」と告白するまで取材なども受けていたんです。

 さらに大介さんは、野球少年だった16歳の時、試合中に右足をけがして骨髄炎となり、足のひざから下を切断して松葉杖生活になった。そこで、創作を続けながら、ラジオでは欠かさず野球中継を聴いていた。

 本当の作詞者とわかってから5年後の73(昭和48)年6月に58歳で亡くなりました。

 そんなエピソードを聞くと3番の歌詞にある「空を切る 球のいのちに かようもの 美しく匂える 健康」…の部分が作者の創造力を超えた心の叫びのようにも聞こえてきて…。

 M「栄冠は君に輝く(合唱バージョン)」コロムビア合唱団

 7月公開のドキュメンタリー映画では、この曲を歌手の加藤登紀子さんが歌い、語りを俳優の仲代達矢さんが務めます。