和×ヨーロッパの隠れ家『知音』で手の込んだ朝定食を（北九州市小倉北区）【トレンド】

2025.04.17

北九州市小倉北区の住宅街にある建物の細い階段を上った先に現れるのは、日本酒や日本茶、そして小皿料理が楽しめる隠れ家的なお店『知音（ちいん）』。

「和の要素を出しつつ、ヨーロッパのアンティークも使いながらモダンな仕上がりになるような内装にしています」と店主さん。日常を忘れてゆっくり過ごせる、そんな雰囲気が漂います。

果たしてどんな朝食が食べられるのか・・・ワクワクしながら待っていると、目の前に運ばれてきたのは美しい和定食。長崎県佐世保市から仕入れる新鮮な「ワインサバ」を使った『鯖定食』（1500円※要予約）です。地元産の旬野菜をメインに使った日替わり小鉢に具だくさんのお味噌汁、さらにお茶菓子まで付いた内容。これぞ、日本の朝ごはん！

ワインサバは脂の乗りと塩加減が絶妙。ふっくらジューシーで、臭みは一切なし。ワインやみりんなどの調味料に漬け込むことで、うま味だけを引き出しているそうです。「菜花の和からし和え」は、独特の苦味が少なく食べやすい！

一つひとつの料理に、丁寧な仕事とおもてなしの心が感じられる『知音』の朝定食。朝からこんな手の込んだごはんをいただけるなんて、まさに至福のひとときです。